
ご受講生へ教室でのお約束事や、カリキュラム紹介、必要なご準備物の説明を行います。(きものを着るなど、実技は行いません)
自分で着るための補正方法や、きものや帯のサイズチェック、初めての方にもやさしい半衿の付け方など、実技に入る前の大切な準備を行います。これが終われば、いよいよ実技スタートです。
長襦袢は、きものを着るための大切な土台となります。基本となる長襦袢の着方から、きものの着方を学びます。
袋帯は、お祝いの席から普段のお出掛けまで幅広く活用されます。まずは二重太鼓の結び方を習得し、TPOに合った装いを学びます。
手順を繰り返し練習する中で、講師がお一人お一人に合わせて丁寧にアドバイスさせて頂きます。
お出掛けをイメージしながら、コーディネートにも挑戦してみましょう。
きものを楽しむ上で知っておくべきお約束事や、役立つ知識を学んで頂く課外授業です。
本物の西陣織をはじめとした様々な帯やきものを見ながら、種類や素材の違い、格式などを紹介します。実際にご覧頂くことで、美しい色合いや風合いも楽しみながら、わかりやすく学んで頂けます。また、ご希望の方は購入して頂くことも可能です。その際は、お仕立てまで責任を持ってサポートさせて頂きます。
これまでに学んだ基本の手順をしっかりとおさらいしながら、きものの所作や外出先で気を付けるポイントを学びます。楽しみにしていたきものでのお出掛けはもう目の前です!
修了生には、復習やステップアップを目的とした教室を年間通してご用意しております。着方を忘れないよう、さらに美しく着られるよう継続してレッスンを受講頂けます。
また、テーブルマナーや和文化体験、きものでのお出掛けなどもお楽しみいただくことが出来ます。
担当エリア
きもの講師も長くさせて頂いておりますが、剣道でも少年指導をさせて頂いております。
私自身はあまり強くありませんが…(笑)指導はとても楽しいです。
講師の醍醐味は、自信がつくにつれて生徒さんのお顔がどんどん変わっていく瞬間です!常に正直に、そして皆さん平等に接するよう心がけています。
ただ、着れるようになればいいではなく、大切な土台となる準備からしっかりと学べるところです。誰に任せるでもなく、自分で準備から片付け、手入れまで気を配れるようにカリキュラムが構成されています。初心者の方が安心できるように、半衿付けや前準備の案内などは特に丁寧に説明をしています。
幅広い年齢層の方が受講されますので、私自身が年齢差を気にせず平等に話をすること、そして雰囲気づくりを大切にしています。年齢差があっても、帯やきもののことで話が弾み、自然と仲間になってくれます。
『この先生なら必ずきものを着られるように、帯を結べるようにしてくれる。信じてついて行こう』と思って頂ける講師でありたいと、日々指導をさせて頂いております。
例えば、上質なカシミヤセーターでお出掛けする場面を、きものに置き換えてみる…そんな自分をイメージして、いいなと思ったら是非、きものを着てほしいと思っています。時代と共に、きものは『普段着』ではなくなりましたが、『お出掛け着』として生活に取り入れてほしい、そしてそのお手伝いができることが私の喜びでもあります。
特別な日ではなく、日常で着て街を歩ける民族衣装は世界にそれほど沢山はありません。折角ですから、経験しましょう。
宇宙飛行士になるには、さすがに特別な能力が必要でしょうが、きものを着たり帯を結ぶことはそれほど特殊なことではありません。『ちょっと本気』に、なってください。それだけで、十分です。
担当エリア
観劇・美術館巡り・海外できもの歩きなど、きものでお出掛けするのが大好きです。
現在、「色」についても興味があり勉強中です。その知識を活かして、教室やイベントでのお出掛けの際には、コーディネートについても皆様と一緒に楽しみたいと思っております。
きものを着るにあたっての必要な小物のチェックや、半衿付けからスタートするので初めて着方を学ぶ方も安心です。
きものを着る練習だけではなく、実際にきものでお出掛けする「機会」があるので、習った事が定着しやすく、また他教室の方とも交流でき楽しめます。
「基本の着方」を覚えたら、次は年齢・身体的特徴・好みなどに応じて、更に魅力的に見える着方を一緒に考えていきます。そのために、受講生が質問しやすい雰囲気作りを大切にしています。そして何より、私自身がきものを楽しんでいる事を感じて頂き、一緒に楽しめるよう心がけています。
きものでお出掛けすると、不思議なことに世界が輝いて見えます。
四季や自然が身近に感じられ豊かな気持ちになり、そして相手を想い装うきものは、会う人にも豊かな気持ちになっていただけると思います。
客観的に自分の姿を見つめ、視野を広げ心も装う喜びを一緒に感じましょう。
きものを「美しく着こなせるよう」お手伝いさせて頂きたいと思っています。「きものを自分で着られる!」のは、あなたの特技にもなります。新しい自分の扉を開き、これからの人生に彩りを加えてみませんか?